電話回線に必要な落雷対策

誘導雷サージの主な侵入経路はコンセントですが、他にもいくつかあります。コンセントの落雷対策を行っていれば大丈夫だと思わずに、他の場所もきちんと対策しておくことが大切です。
コンセント以外の誘導雷サージの侵入経路としては、電話線が考えられます。電話線のモジュラージャックを介して、誘導雷サージが入り込んでくる危険性があるので、対策を講じる必要があるのです。コンセントの落雷対策をしたから安全だと思い込まずに、電話線の落雷対策も考えるようにしましょう。
電話線のモジュラージャックを介した誘導雷を防ぐには、テレフォン雷ガードが有効だとされています。この商品は比較的リーズナブルに購入することができるので、手軽にできる落雷対策としておすすめします。オンラインショップやパソコンショップ、家電量販店などで取り扱っているので、購入して早めに準備しておくといいでしょう。
これまで何もしていなかった、あるいはコンセントの落雷対策しかしていなかった人は、できるだけ早く設置しておくことをおすすめします。テレフォン雷ガードを利用するとより落雷対策の効果が高まるので、活用してみるといいでしょう。
テレフォン雷ガードと比べると少し割高ですが、サンダーガードというアイテムもあります。このアイテムは電話回線と電源の双方に落雷対策を行えるというものです。
さらに、雷ガードタップに電話回線の誘導雷サージ対策の効果を追加したタイプも登場しています。このアイテムを使えば、PC・周辺機器の落雷対策を総合的にできるのでとても便利だと言えるでしょう。

アースを利用した雷対策

落雷によって発生するPC・周辺機器への被害を予防できるのが、アースと呼ばれる装置です。ADSLにアースを設置するときは、ネットワーク対応タイプの雷ガードを、雷サージ電流の侵入経路である外部からの通信ケーブルにセットすることになります。ネットワーク対応可能な雷ガードにはアース端子がついているので、きちんとアースをつなげておくことが大切です。
アースを設置しておくと、雷サージ電流を地面に逃すことができるようになります。そしてさらに、ほかの機器と電圧を同等にしておく働きもアースにはあります。
外部の通信ケーブルとつながっていない機器にアースを設置するときは、電源専用タイプの雷ガードを介して電気配線に接続する方法をとります。電源専用タイプの雷ガードは、テーブルタップのような見た目をしていて、通信ポートが見当たりません。
そのため、それに落雷対策を施す場合は、アースがプラスされたタイプを買って、アースを取らなければいけません。アースが付属したPCルーターの場合は、特別な雷ガードを用いる必要はないでしょう。
最近の販売されている機器の多くは、雷保護回路がついています。そのため、雷ガードを用いないでアースを取ったとしても、雷保護回路を介して雷サージ電流をアースに流すことができるのです。
ただし、このケースでの落雷対策は、電源が故障する危険性があるということを頭に入れて置く必要があります。ですが、落雷の影響で雷サージ電流が機器の内側に入り込んでくることは防げるはずです。落雷対策の一環として、アースを導入してみるといいでしょう。